ルフィの事件を時系列でまとめます。
時系列で一覧にしたので、内容・概要が理解しやすいかと思います。
ルフィの顔画像がこちら
ルフィ事件まとめ【時系列】一覧で内容・概要を理解!黒幕は誰?
ルフィ事件を時系列でまとめました。
大きな流れは次の通りです。
1月25日:全国で相次ぐ強盗事件が話題に
1月26日:ルフィはフィリピンにいた
1月27日:ついに日本警察がルフィ逮捕へと動く
2月1日:ルフィをフィリピンから日本に移送できるか
2月1日:フィリピンでルフィが悪あがき
2月5日:ルフィの正体が完全に明らかに
2月9日:ルフィ4人全員の移送完了
ルフィと芸人のEXIT兼近さんは関与が疑われています。
なぜ疑われているかは、兼近さんの経歴をご覧ください。
1月25日:全国で相次ぐ強盗事件が話題に

全ては1月のとあるニュースから始まりました。
全国各地で強盗・窃盗事件が発生。
事件が起きた場所はバラバラですが、そのすべての実行犯に指示したとして「ルフィ」という人物が浮かび上がってきたのです。
ルフィ関与の強盗事件一覧

ルフィが関与したと見られる事件は25件以上発生しています。
一部ですが、一覧がコチラ。
2022年10月:東京都稲城市
2022年10月:茨城県坂東市
2022年11月:東京都港区
2022年11月:山口県岩園市
2022年12月:広島県広島市
2022年12月:東京都目黒区
2022年12月:東京都中野区
2022年12月:東京都渋谷区
2022年12月:東京都豊島区
2023年1月:東京都狛江市
2023年1月:神奈川県川崎市
2023年1月:千葉県市川市
2023年1月:千葉県大網白里市
2023年1月:茨城県坂東市
2023年1月:茨城県つくば市
2023年1月:埼玉県さいたま市

その中でも注目すべきは東京都稲城市。
こちらは2021年10月に「ルフィ」強盗事件が起きました。

そしてこのルフィ強盗事件で7人の男が逮捕されています。
驚くべきは人数だけではありません。

なんとこの7人のうち3人が山口県岩国市、
2人が東京都中野区で起きた「ルフィ」事件に関与または関与が疑われているんです。
実行犯が複数の事件に関わっているのがルフィ強盗事件の特徴です。
全国各地の強盗事件の黒幕「ルフィ」

この実行犯グループにSNSで犯行を指示していたのが、「ルフィ」と呼ばれる人物。
ルフィといえば漫画・アニメで有名な「ワンピース」の主人公を思い出しますよね。

なぜ「ルフィ」という名前が浮かび上がったかというと、山口県岩国市や東京都稲城市・中野区で、実行犯から押収されたスマホを解析したところ、犯人のやり取りの中で何度も「ルフィ」という指示役の存在がわかったからです。
「ルフィ」の犯行手口

ルフィの犯行手口が上の図です。
まず指示役の「ルフィ」はSNSで闇バイトと募集します。
その闇バイトに募集してきた人たちに、強盗の手口などを指示するという仕組みになっています。

ちなみに指示に使われていたツールは「テレグラム」というSNS。
これは会話の履歴が一定時間経つと消去される、犯罪でよく利用されるアプリです。
ちなみにルフィ以外にも、「キム」「ミツハシ」という指示役の存在も明らかになりました。

逮捕された実行役は
闇バイトに応募して集まり、互いに面識はなかった
と話しています。

ある容疑者は
40人以上の配下がいると思う
と話していて、多くの人をSNSを利用して指示役に仕立て上げていたとわかります。
ルフィの犯行指示内容

ルフィの犯行指示内容はかなり乱暴なものです。
強盗する時は「564てもいい」等と平気で言っていた
と容疑者は語ります。

他の容疑者は、
「金庫をもってこい」などの指示を受けた
と具体的な手口についても明らかにしていました。
なぜ強盗犯は面識のないルフィの指示に従ったのか

一番の疑問が、「なぜ強盗犯は面識のないルフィの指示に従ったのか」というものです。
これらの強盗犯は、ルフィたちに脅されていたことがわかっています。
後になってやめたくても、家族や職場に危害を加えられる恐れがあった

「ルフィの使い」だと思われる人物が自宅を訪ねてきたこともある
強盗犯になった人の家族などの大切な人に危害を加えられると考え、ルフィの指示に逆らえなかったということです。
闇バイトに応募する際、氏名や住所、家族構成などをルフィたちに伝えていたことで逃げられない状況になりました。
指示役は「ルフィ」以外に「キム」「ミツハシ」

ルフィの他に、「キム」「ミツハシ」という指示役がいたこともわかっています。

さらに、ルフィ、キムなども誰かから依頼を受けているという情報もあります。
いったい黒幕は誰なのでしょうか。

ここでたくさんのコードネームが出てきているのは「捜査の撹乱」を狙っているからです。
警視庁元刑事だった吉川氏が明かしています。
ルフィもキムも、その上の人物も一人のか可能性はありますよね。
1月26日:ルフィはフィリピンにいた

1月26日、ルフィがフィリピンにいたと明らかになりました。
ルフィがフィリピンにいるとわかったのは電話の国番号です。
警察がルフィの電話番号を特定したところ、フィリピンを表す「63」が国番号でした。
ちなみに日本は81です。
「ルフィ」が潜伏していたのはビクタン収容所

そのルフィが潜伏している可能性が高まったのがフィリピンの「ビクタン収容所」です。
ここには以前特殊詐欺で逮捕された日本人36人が収監されていました。
彼らがルフィとして指示をしていたという疑いが濃くなったのです。
ビクタン収容所では金で何でも手に入る

このビクタン収容所、なかなかすごいところです。
なんと犯罪者は金さえあればなんでも手に入ります。
ニュースでは、ノートパソコンも携帯も職員に金を渡せば手に入る
と日本じゃあり得ない実態が暴露されていました。

さらに、たばこや麻薬まで手に入ると、不法滞在で3ヶ月収監されたルポライターの金さんは語っています。
ビクタン収容所では金があれば部屋を選べる

さらに金があれば収容される部屋を選べるという自由さ。
こちらはVIPルームです。日本人は大体こちらにいたそう。

月10〜20万円払えばVIPルームに行けたそうです。
犯罪で大金を稼いている人にとっては安い金ですね。

VIPにいくお金がない、主に現地の犯罪者はこのような部屋で寝ることになります。
ビクタン収容所では犯罪し放題

さらにルポライターの金さんは、収容所の中で犯罪が行われていたと驚くべき発言をしていました。
フィッシング詐欺の実態を見ていたそうです。

これも職員がノートパソコンや携帯電話を渡していたから成り立つこと。
ルフィのような指示もできてしまいますね。
ビクタン収容所の所長らが更迭

ビクタン収容所の実態が明らかになり、犯罪者から通信機器は没収。
仕様を黙認していた所長ら36人が更迭されました。
よりクリーンな収容所になるといいですね。。
1月27日:ついに日本警察がルフィ逮捕へと動く

ついに日本警察が動きました。
先ほどのビクタン収容所に収容中の複数の日本人を「ルフィ」とみなし、別の事件で逮捕状を出したのです。
これにより、ルフィが日本国内に入ってくれば逮捕することができるようになりました。

今回のルフィ強盗事件では、被害のあった都府県が広域だったため、各警察庁のトップを集め、緊急会議が行われました。
一つの事件から得られる情報が少ないため、情報連携を強めて犯人逮捕に拍車をかけています。
2月1日:ルフィをフィリピンから日本に移送できるか

しかしフィリピンから日本国内に入らないと逮捕はできません。
2月1日、フィリピンのレムリヤ法相は、日本からの要請に応じ、送還をする考えを示しています。
うまく行けば、日本国内にルフィを連れてくることができます。
2月1日:フィリピンでルフィが悪あがき

しかしルフィも簡単に送還されたくはありません。
考えたルフィたちは、自分の妻たちを使い、自分に対して架空の訴訟を起こさせました。
これにより、その裁判が行われることになれば、ルフィたちは日本に送還されなくなります。
考えましたね笑
2月5日:ルフィの正体が完全に明らかに

ルフィの正体が完全に明らかになりました。
ルフィを思われるのは上の4名。
2月9日「ルフィ」4人全員の移送完了
2月9日、無事、ルフィ4人全員の移送が完了しました。
全国で相次ぐ広域強盗事件で指示役だった「ルフィ」と名乗る人物の可能性がある日本人男性4人のうち、フィリピンの入管施設に残っていた渡辺優樹(38)、小島智信(45)両容疑者を乗せた飛行機が9日午前4時45分ごろ、羽田空港に到着した。7日に送還された今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者を含め、これで4人全員の日本への移送が完了したことになる。
https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/040/015000c
4人とも逮捕された形です。
このあとは、法廷でどのような判決が降るのかが焦点になります。
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