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政府の最新IT戦略 ~クラウド・バイ・デフォルト原則の推進~

政府では昨年12月にデジタル・ガバメント実行計画が閣議決定され、クラウド・バイ・デフォルト原則を踏まえた政府システム整備の推進されている。また、この推進のために、同時にクラウドサービスの安全性を評価する「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」も開始される。今年になって発生したコロナ禍におけるDXを推進するためにも、このクラウドサービス利活用の推進は喫緊の課題となっています。
政府CIO補佐官に、このような状況での政府の最新のIT戦略とISMAPの活用法についてご説明いただきます。

基調講演

内閣官房
情報通信技術総合戦略室
政府CIO補佐官

満塩 尚史 氏

公認情報システム監査人(CISA)、理学博士(物理)。監査法人系コンサルティングファームで、システム監査、ITガバナンス、セキュリティ等コンサルティングを経験。現在は、政府CIO補佐官としては、経済産業省を担当し、情報システムやセキュリティに関して支援。デジタルガバメント技術検討会議技術TF主査、政府の暗号技術活用委員会メンバー、クラウドサービスの安全性評価に関する検討会メンバーを歴任。

マカフィー株式会社
プロフェッショナルサービス本部
アドバイザリーサービス部 部長

綾部 健

2017年よりマカフィーにて複数官公庁におけるコンサルティング支援案件に従事すると共に、現在当該案件の責任者・プロジェクトリード等を担当。過去にはPricewaterhouseCoopers 及び IBM Business Consulting Services にて、アセスメント、ポリシー策定、CSIRTの構築支援等、ガバナンス強化並びに複雑化するIT環境の俯瞰支援をテーマとしたコンサルティングを行う。大学において当該分野に係る講師経験も有する。