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来るゼロトラスト国際秩序

10年以上前に本格始動した米国の安全保障経済政策が、米中経済戦争へと昇華し、COVID-19出現によりさらに各国の国境が濃く、太くなった。本講演では中でも目玉とされるサイバーセキュリティ関連の国際動向と、昨今注目されるゼロトラストの考え方の真意について述べる。グローバル展開している企業は無論、直接支社を持たない国内企業にも影響が大きく及ぶ状況であること等をお伝えする。

基調講演

多摩大学
ルール形成戦略研究所
首席研究員

西尾 素己 氏

幼少期より世界各国の著名ホワイトハットと共に互いに各々のサーバーに対して侵入を試みる「模擬戦」を通じてサイバーセキュリティ技術を独学。国内セキュリティベンダー、大手検索エンジン企業、米国会計系コンサルティングファームを経て現職。英国会計系コンサルティングファームにて安全保障を起点とするサイバーセキュリティ対策の責任者、多摩大学ルール形成戦略研究所にサイバーセキュリティ領域における国際標準化研究担当の首席研究員、米国軍事系シンクタンクにてサイバーセキュリティの視点から国際動向を分析するYoung Leaderとして活動。